こんにちは、いながき(@s1nagak1_beer)です!
ヨーロッパ格安航空会社LCCの代表格RYANAIR(ライアンエアー)でプラハからバルセロナに旅行してきました。
僕、妻、娘(3歳)、息子(0歳)の家族4人で鬼畜と言われているライアンエアーを実際に利用してみた感想を紹介していきます。
【プラハ=>バルセロナ】
搭乗日:2022年2月11日(金)
便名:FR3040便
フライト:PRG 9:40発(11:00発) – BCN 12:05着(13:15着)
機種:Boeing737
座席:33A-C
【バルセロナ=>プラハ】
搭乗日:2022年2月14日(月)
便名:FR3039便
フライト:BCN 17:10発 – PRG 19:35着(19:20着)
機種:Boeing737
座席:33A-C
チケット予約と事前チェックイン
チケット予約
僕は旅行の約2ヶ月前くらいにライアンエアーの公式サイトからチケットを予約しました。
「Family Plus」というチケットクラスで大人2人+子ども(3歳)+乳児(0歳)の合計4人分を購入。
プラハ-バルセロナ往復と荷物をあわせて料金は約61,700円でした。
3人(1人は乳児のためほぼ無料)で割ると1人往復約20,000円なので激安というわけではありませんがやはりレガシーの航空会社と比べると安いですね。
「ライアンエアー、往復チケット1000円!」とかたまに見かけますがそれは極々まれなので、旅行の日程が決まったらすぐにチケット予約をしたほうがよいでしょう。
ライアンエアー公式サイト
Webチェックインとチケット印刷
僕は前々日にWEBチェックインを済ませ、フライトチケットを印刷しておきました。(写真は別のフライトのときのものです。)
チケット購入時に座席指定をした場合は60日前から、座席指定をしていない場合は48時間前からWebでチェックインをすることができます。
僕たちは子供連れで1列3席並びで最後尾の席を確保したかったので課金してチケット購入時に座席指定をしました。
チケットを印刷せずに空港のチェックインカウンターに行ってしまうと「チケット印刷手数料」という名の罰金55EUR(約6,500円)を取られてしまうので必ず印刷していくようにしましょう。
もしくはライアンエアーの公式アプリをダウンロードしておくとアプリ上でチケットを表示させることができるので紙のチケットを印刷する必要がなく、もしフライトの変更や座席の移動があったときもすぐに反映されるので便利です。
ライアンエアーのチケット予約から搭乗までの注意点などは別の記事で詳しく解説しています。
プラハ空港でのチェックイン
チェックイン
チケットはすでに印刷済みでしたが僕たちは荷物を預ける必要があったのでカウンターに行きました。
当日家を出発するのが遅れて空港到着がフライトの1時間30分前になってしまいましたが、予想に反してプラハ空港のライアンエアーチェックインカウンターには誰も並んでおらず秒でチェックインと荷物の預け入れが完了!
長蛇の列だと子どもが飽きてしまって駄々をこねますが、今回はそうならなかったのでラッキーでした。
確実にスムーズにチェックインしたいという人は「Priority & 2 Cabin Bags」というオプションを購入して優先レーンを使える権利を獲得しておくことをおすすめします。
(のちにバルセロナ空港で実感します。。。)
ベビーカーの預け入れ・受け取り
鬼畜と呼ばれるライアンエアーでももちろん無料でベビーカーを預かってくれます。
ベビーカーはセキュリティコントロールを抜けて制限エリア内まで持っていくことができます。
チェックインカウンターで「ベビーカーを制限エリアに持っていきたい」と言うとベビーカーにも荷物タグをつけてくれます。
ライアンエアーの場合は沖止めでタラップを使って飛行機に搭乗するので、タラップの前で係員にベビーカーを預けます。
目的地に到着して飛行機から降りるとすでにベビーカーがタラップの下付近に準備されているので受け取ります。
ベビーカーをどこで預けるか・どこで受け取るかは空港や航空会社によって対応はバラバラです。
毎回スタッフに確認することをおすすめします。
僕が使っているGBの「Pockit」は折りたたむと機内持込みサイズになる軽量コンパクトなベビカーです。
ベビーカー預けるのが心配・めんどくさいという場合には機内さっと持ち込めますし、旅先で不要になったときもさっと畳んで持ち歩けるくらい軽量なのでとても重宝しています。
ビザチェック
私たちは日本国籍ですがチェコ(EU)の長期滞在許可があったからか、ビザチェックはありませんでした。
プラハ空港
保安検査を抜けて時刻表を確認すると1時間のフライト遅延のお知らせが。
どうすることもできないので、とりあえずパンとコーヒーを買ってみんなで朝ごはんを食べて過ごしました。
キッズスペースで遊ぶ
シェンゲン圏内のフライトはターミナル2から出発します。
ターミナル2の制限エリア内Dゲート付近のキッズスペースは広々としており清潔感があります。
当日、機材到着遅れのためフライトの出発が1時間くらい遅れたので、ここでずっと子どもたちを遊ばせていました。
プラハからバルセロナへのフライト
搭乗
搭乗ゲートはC19。
ここでスタッフが規定以上の手荷物を持っていないか確認していました。
確認自体はスタッフの方の目視で、明らかに大きな荷物の人だけ呼び出されていました。
僕たちは1歳の息子がいたのでスタッフの方が気を利かせてくれて、優先的にゲートを通してくれました。
ゲートでは子どもをかかえながらチケットやパスポートを出し入れしなければならず、周りよりも時間がかかってしまうのでこういった配慮は助かりますね。
ゲートから飛行機まではバスに乗って移動します。そう沖止めです。
スタッフの方が優先的に通してくれましたが結局バスなので飛行機に乗る順番は変わりません。笑
寒かろうが雨が降っていようが赤ちゃん連れだろが問答無用で自力で搭乗します。
ゲート、駐機場までのバス、搭乗すべてべ並び、そこで子どもを抱っこしたりベビーカーをしまったりまた出したりとジワジワと体力が削られていきます。
旅行先まで少しでも体力を温存しておきたいという人にはやっぱりレガシーの航空会社がよいでしょう。
機内のようす&機内サービス
機内はほぼ満席でした。
ライアンエアーの座席背面には座席ポケットすらありません。
緊急時の対応や避難経路の手引きが座席の背面に貼り付けられています。これもLCCっぽくていいですね。
僕たちは一番後ろの一列を確保した。
ライアンエアーは搭乗・降機にかかる時間を短縮するために飛行機の前後の出入り口から飛行機に入っていく方式です。
後ろのドアから搭乗すると一番後ろの席がすぐなので、飛行機奥まで狭い通路を通る必要がなく便利でした。
無料の機内サービスはありません。
機内食のメニューもなくアプリから注文する方式です。
もしくはCAさんに直接注文することもできるみたいでした。
フライト中、CAさんがライアンエアーのポイント?が当たる宝くじを猛烈に宣伝していましたがだれも買っている人はいませんでした。
面白半分でちょっと買ってみたかった。(後悔)
トイレは至って普通です。
ライアンエアーはトイレを使うのも有料という都市伝説を聞いたことがありましたが、そんなことはありませんでした。
バルセロナ空港到着
バルセロナ空港ではなんとボーディングブリッジで降機することができました!
ほかの空港でもやってくれよ。。。
バルセロナ空港でのチェックイン
チェックイン
バルセロナ空港のライアンエアーのチェックインカウンターは激混みしていました。
僕たちはバルセロナ空港に1時間半前くらいに到着したのでこの列を見て愕然としました。
一部ののぞみを託して優先レーンでチェックインできないか聞いてみたけど、やっぱり断られてしまったので、仕方なくこの列の最後尾に並びます。
あまりにもカウンターの仕事が遅いのでヘルプのスタッフさんが列に並んでいる人の荷物に手書きの荷物タグをつけていました。
LCCは最小限のチェックインカウンターしか開けず、スタッフさんもどことなくやる気なさげなので長蛇の列になりがちです。
子どもと一緒に長時間待つのはしんどいので、子連れの場合は優先チェックインができるオプションを購入しておくのもいいですね。
バルセロナからプラハへのフライト
搭乗
帰りのフライトは地上階のU41ゲートから出発です。
搭乗ゲート付近には飲みものの自販機しかありませんでした。
飛行機内でドリンクやフードを注文すると割高なので空港内で事前に購入しておくとよいでしょう。
でも食べものを探して歩きまわるのも体力的ダメージが大きいので、子連れの場合はいっそのこと機内食を注文してしまって体力節約していいと思います。
結局空港内のフードも高いですしね。
ライアンエアーのラザニアはとても美味しいらいいですよ!(今度機会があったら食べてみたい)
そして帰りのフライトももちろん沖止めです。
バス移動+自力でタラップを登ります。
機内のようす&機内サービス
帰りの機内もほぼ満席でした。
前の座席との間隔は普通。むしろLCCの中ではゆったり気味と感じました。
機内は清掃されていないようで床に食べ物のカスが落ちていました。
ライアンエアーは目的地に到着するとすぐに次の目的地に出発してしまうので清掃されていないことが多いです。
特に夜発のフライトではその日のフライトの食べカスが蓄積されている傾向です。
総評
フライトは全く問題なし!(遅延はあるが)
サービスも自分がほしい物だけを選んで購入できるのでむしろ合理的。
巷では鬼畜と言われていますが、僕はおすすめできる航空会社です。