こんにちは!いながき(@s1nagak1_beer)です!
趣味は海外旅行で今までに出張とプライベートをあわせて26カ国に行きました。
また、ビール沼にハマっていて世界一のビール消費国チェコの平均(143.3L/人)よりも多い量を飲んでいます。最近ではクラフトビールめぐりが生きがいになっています。
今回は赤ちゃんのパスポート取得について僕の体験を紹介します。
「赤ちゃんが生まれてから海外旅行を計画しているけど、準備から受け取りまでどれくらいかかるの?」
「ビザ取得のためにできるだけ早く赤ちゃんのパスポートがほしい!」
といった方の参考になれば幸いです。
本記事では赤ちゃん(新生児)がパスポート申請をする場合に焦点をあてて解説します。
【本記事でわかること】
- パスポート申請の流れ
- パスポート申請に必要な書類
- 首が座っていない赤ちゃんの証明写真の撮り方
- 赤ちゃんが生まれてからパスポート受取りまでにかかった日数
パスポート申請のながれ
まずは赤ちゃんが誕生してからパスポートを受け取るまでの流れをざっくりと示します。
- 出生届を役場・市役所に提出する
- 健康保険証を会社へ申請する
- 必要書類を集める
- パスポートを申請する
- パスポートを受け取る
それでは詳しく解説していきます。
出生届を役場・市役所に提出する
まず第一にするべきことは出生届を提出することです。出生届がすべてのはじまりです。赤ちゃんが出生してから14日以内に町役場もしくは市役所に提出しなければいけません。
健康保険証を会社へ申請する
会社員であれば会社で健康保険に加入していて、生まれた赤ちゃんを扶養に入れる方が大半かと思います。生まれた赤ちゃんの健康保険証をもらうために会社の健康保険事務所等に家族変更届を提出しましょう。
健康保険証申請から受取りまでは、おおよそ申請から7-10日ほどかかると言われています。ちなみに僕の場合は会社に申請書を郵送してから健康保険証が自宅に届くまで9日かかりました。
運転免許などがない赤ちゃんにとってこの健康保険証が身分証明書になり、パスポート申請時に必要になってくるので早めに申請するようにしましょう。
必要書類を集める
パスポート申請には以下の書類が必要です。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本(または抄本)
- 写真
- 申請者本人に間違いないことを確認できる書類
1つずつ解説していきます。
一般旅券発給申請書
申請書の記入方法は2通りあります。
- パスポートセンターに置いてある用紙に手書きで記入する
- 外務省のWebサイト上で入力し印刷してパスポートセンターへ持っていく
外務省のパスポート申請書作成Webサイト↓
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/download/top.html
戸籍謄本(または抄本)
町役場もしくは市役所で事前に発行しておきましょう。パスポート申請6ヶ月まえまでに発行した戸籍謄本が有効です。
筆頭者(赤ちゃんのお父さん)、お母さん、兄弟、赤ちゃんなど家族全員がきちんと記載されているかも確認しておきましょう。
写真
たて45mmXよこ35mmで、申請まえ6ヶ月以内に撮影したものが有効です。
パスポート申請用写真の規格(外務省のページ)↓
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/ic_photo.html
まだ首が座っていない赤ちゃんの証明写真を撮るのは難しいと思います。
そこで僕が利用したサービスは「FreeDPE」といいます。
【FreeDPE】
https://www.freedpe.com/baby/
このサービスの特徴は、自宅でスマホで写真を撮影してコンビニでプリントアウトするだけという手軽さです。
赤ちゃんが生まれてすぐはバタバタしていてなかなか外出する時間がとれませんよね。
赤ちゃんとフォトスタジオに行くなんてもってのほかです。
もし赤ちゃんをフォトスタジオに連れて行けたとしてもそのときに赤ちゃんがご機嫌かどうかは運次第です。
このサービスを利用すれば自宅でかんたんにスマホで写真撮影ができるので、
「赤ちゃんが起きているとき」
「赤ちゃんが機嫌が良いとき」
「お父さんお母さんが時間があるとき」
に撮影することができます。
写真を撮影したあとはパスポート用に微調整してコンビニでプリントアウトするだけです。
今回このサービスを利用してみて、赤ちゃんが生まれてすぐのバタバタしたときでも自分と赤ちゃんの調子の良いときに写真が撮影できるのはとてもメリットに感じました。
申請者本人に間違いがないことを確認できる書類
- 赤ちゃん名義の健康保険証
- 市役所で出生届の印が押してある母子手帳
の2つ必要になります。
パスポートを申請する
住民票がある都道府県のパスポートセンターへ行って申請をしましょう。
また赤ちゃんはもちろん20歳未満なので保護者が代理で申請することになります。
この場合、保護者の本人確認書類も必要になるので運転免許証を忘れず持参しましょう。
最寄りのパスポートセンター↓
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_6.html
パスポートを受け取る
申請からおよそ7-10日ほどでパスポートを受け取ることができます。
受け取りの際に手数料の支払いがあります。
赤ちゃんの場合、5年間有効な旅券しか発行することができませんので手数料は
都道府県収入証紙:2,000円
収入印紙:4,000円
合計:6,000円
が必要です。
赤ちゃん生まれてからパスポート受取りまでにかかった日数
ここでは僕の長男が生まれてからパスポート受取りまでの実際の時系列を紹介します。
正直なところ、このスケジュールがほぼ最速だと思います。
パスポート交付はどんなに早くても、赤ちゃんが生まれてから1ヶ月はみておいたほうがよいでしょう。
【実際のスケジュール】
3/4:長男誕生
3/9:退院、出生届の提出
3/12:健康保険証の申請
3/18:戸籍謄本の取得
3/20:健康保険証の受取り
3/23:写真撮影
3/24:パスポート申請
4/2:パスポート受取り
最後に
赤ちゃんのパスポートをできるだけ早く取得するには先手先手の準備が必要です。
事前にどんな書類が必要か確認しておき、はやめはやめに準備するようにしましょう。
赤ちゃんが生まれたての時期はお母さんの体調が不安定なことが多く、慣れない育児に戸惑う時期でもあります。
お母さんや赤ちゃんの体調にも気を配りながら進めていってくださいね!