こんにちは。いながきです。
ヨーロッパ各国のコロナウイルス感染拡大による規制が解除されてきましたね。
僕が住んでいるチェコとドイツの国境も再開して車での行き来ができるようになりました。
そこで家族でプラハからミュンヘンへ車での旅行をすることになったのですが、そのことを話した会社の同僚から「ドイツの市街地は環境ゾーンになってるからステッカーがないと車で入れないよ」と教えてくれました。
僕の車は環境ゾーンに入れるステッカーが貼られていないので、ドイツの市街地に入ることはできません。
でもドイツの大都市ではパーク&ライドが発達しており、とても利便性が高いです。
今回はそんなドイツのパーク&ライドを紹介したいと思います!
パーク&ライドだと渋滞とも無縁です!
ドイツの環境ゾーンとは?
ドイツ環境省は2008年1月から「環境ゾーン」というものを設定し、一定の環境性能を有しない車両が市街地へ侵入するのを規制しています。
この環境ゾーン内に入るためには緑色のステッカーを車両に貼ってある必要があります。
もし貼付せずに環境ゾーンに侵入してしまうと、40ユーロの罰金を課されることがあるそうです。
対象になる車両はドイツで登録された車両だけでなく、すべての車両が対象です。
なので僕みたいにチェコから旅行でドイツに行く場合も対象になります。
環境ゾーンの範囲は?
都市によって異なりますが、だいたいSバーンの内側と言われています。
グリーンステッカーを手に入れる方法は?
環境ゾーンに入るために必要な緑色ステッカーはオンラインから申請・購入ができるそうです。
手続きはすべてオンラインで行え、約3週間ほどでステッカーが自宅に郵送されてくるそうです。
価格は6ユーロととても安いです。
しかし僕は実際にここから申請したことがないので、本当にできるかどうかは分かりません。
もし詳しい方がいましたら教えていただけると幸いです。
ミュンヘンのパーク&ライドを利用してみた
僕の車はチェコで登録されており会社から支給されているので、緑色のステッカーが貼付されていません。
なのでミュンヘンのパーク&ライドを利用することにしました!
Studentenstadtというパーキングに駐車
僕が利用したのは「Studentenstadt」というパーキングです。
ここは高速道路A9を降りてすぐの場所にあるため立地は最高です。
駐車場は24時間出入り可能な屋外の駐車場です。防犯カメラなど防犯設備がないので夜をまたいでの駐車は避けたほうがよいかもしれません。
ただ僕が昼間に駐車した印象では、家族連れやカップルも多く利用しており物騒な印象はありませんでした。
駐車場には簡易的なトイレがありましたが、とても汚く、女性が用を足すには厳しい衛生環境でした。
駐車場名 | Parkplatz Studentenstadt |
営業時間 | 24時間営業 |
駐車スペース | 405台 |
駐車料金 | 1.5EUR |
最大駐車時間 | 24時間 |
UバーンU6線を使ってミュンヘン中心部へ移動
Studentenstadtの駐車場のすぐ横にはUバーン(地下鉄)のU6線のStudentenstadt駅があり、ここからミュンヘンの中心部へ行くことができます。
Studentenstadt駅はMゾーンに入っているため、1ゾーン(Mゾーン)のみの乗車券で中心部に行くことができます。
僕と妻はそれぞれ1日乗車券を購入し、二人で合計15.6EURでした。
まとめ
ドイツの環境ゾーンに侵入できる緑色のステッカーを持っていない場合は、パーク&ライドを上手に活用して快適なドイツ旅行を楽しみましょう!
トータルの料金は駐車時間が長いほどパーク&ライドのほうが有利ですよ。
Uバーンの電車が頻繁に来るので乗り換えも苦にはなりませんでした。